接骨院の仕事は、何ですか。
そう聞かれたら、多くの人は「怪我を治すこと」「痛みを取ること」「身体を楽にすること」と答えるかもしれません。
もちろん、それは大切な役割です。
骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れ。身体に不具合が起きた時、柔道整復師として応急処置を行い、必要に応じて医療機関と連携し、その人が少しでも安心して回復へ向かえるように支える。
これは、接骨院にとって大切な仕事です。
でも私は、接骨院の仕事はそれだけではないと思っています。
手段ではなく、その人の願望を見る
包帯を巻くこと。固定をすること。施術をすること。電気治療をすること。トレーニングを伝えること。栄養や睡眠について話すこと。医療機関へ紹介すること。
これらはすべて、仕事そのものではなく、手段です。
では、何のための手段なのか。
私は、来院される方の願望に近づくための手段だと考えています。
怪我をした方が、本当に望んでいることは「包帯を巻いてほしい」だけではありません。
試合に戻りたい。仕事を休まずに続けたい。家族と出かけたい。安心して歩きたい。また趣味を楽しみたい。痛みの不安から少しでも解放されたい。
その人には、その人の生活があります。その人には、その人の大切な時間があります。
だから私たちは、症状だけを見るのではなく、その人が何に困っていて、何を不安に感じていて、その先でどうなりたいのかを考えます。
応急処置の前に、人を見る
怪我を治すことだけが目的ではありません。
その人の日常を取り戻すこと。その人が前を向ける状態をつくること。その人が安心して生活できる土台を支えること。
そこまで含めて、接骨院の仕事だと思っています。
これは、柔道整復師だけに限った話ではありません。
トレーナーも、セラピストも、受付も、人の身体や心に関わる仕事である以上、目の前の人の願望を考える姿勢が必要です。
技術は大切です。知識も大切です。練習も、勉強も、経験も必要です。
でも、その前に必要なのは、目の前の人に興味を持つことだと思っています。
この人は何に困っているのか。何ができなくてつらいのか。何ができるようになったら嬉しいのか。どんな言葉をかけたら安心できるのか。
そこを考えられないまま技術だけを覚えても、本当の意味で人の役に立つことは難しい。
BIGTHで育てたい人
だからBIGTHでは、技術だけが優れた人を育てたいわけではありません。
人として必要とされる人。困った時に思い出してもらえる人。「先生がいてくれて安心」と言っていただける人。
そんな人を育てたいと考えています。
接骨院の仕事は、怪我を治すことだけではありません。
怪我を通して、痛みを通して、身体の不安を通して、その人の人生に関わる仕事です。
だからこそ、簡単な仕事ではありません。責任があります。学び続ける必要があります。
でも、その分だけ大きな価値があります。
来院された方が、少し安心した表情で帰っていく。できなかったことが、またできるようになる。不安だった人が、前向きな言葉を口にする。
その瞬間に、この仕事の意味を感じます。
健康を享受する、を現場で形にする
私たちがしていることは、施術だけではありません。
健康を土台に、その人が人生を楽しめる日常を支えること。
それが、やましろ接骨院の仕事であり、株式会社ビグスが大切にしている考え方です。
Be In Good Health。健康を享受する。
この言葉を、現場で形にしていく。
それが私たちの仕事です。