子どもの頃、私はよく怪我をしていました。
柔道や相撲をしていたこともあり、身体を痛めるたびに、近所の接骨院へ通っていました。
そこには、いつも迎えてくれる先生がいました。
怪我を見てくれる人。
話を聞いてくれる人。
不安な時に、安心させてくれる人。
私にとって、接骨院の先生はヒーローでした。
いつか自分も、そんな存在になりたい。
小学生の頃から、そう思っていました。
憧れたのは、痛みを取る技術だけではない
もちろん、怪我を治せることに憧れました。
痛みを取れること。
包帯を巻けること。
身体の状態を見て、どうすればいいかを判断できること。
子どもの頃の私には、それだけでも十分にかっこよく見えました。
でも、今振り返ると、私が本当に憧れていたのは技術だけではなかったのだと思います。
困った時に頼れること。
不安な時に思い出してもらえること。
「この先生がいるから大丈夫」と思ってもらえること。
その存在そのものに憧れていました。
誰であっても、困っている人には全力で向き合う
接骨院には、いろいろな方が来院されます。
競技をしている学生。
仕事を休めない社会人。
家事や育児を続けたい方。
趣味を楽しみたい方。
日常生活に不安を抱えている方。
プロだから大切。
学生だから大切。
子どもだから大切。
大人だから大切。
私は、そういう分け方をしたくありません。
目の前で困っている人がいるなら、その人にとってはその怪我や痛みが大きな問題です。
その人が私たちを信頼して来てくれたなら、できる限りのことをしたい。
その気持ちは、今も変わっていません。
原因、説明、計画を共有する
ただ痛いところを聞いて、ただ施術をする。
それだけでは足りないと思っています。
なぜ痛みが出ているのか。
今の状態はどうなのか。
接骨院で対応できるものなのか。
医療機関の確認が必要なのか。
どうすれば早く回復に向かえるのか。
どうすれば再発を防げるのか。
患者さんと一緒に考え、説明し、必要な計画を共有すること。
それも、接骨院の大切な仕事です。
人は、わからない時に不安になります。
だからこそ、身体の状態だけでなく、不安にも向き合いたい。
そう考えています。
子どもが憧れる仕事にしたい
私は、柔道整復師という仕事の価値をもっと広げたいと思っています。
怪我をした時に、最初に思い出してもらえる仕事。
身体のことで困った時に、相談してもらえる仕事。
人から必要とされる仕事。
そして、子どもたちが「こんな仕事をしたい」と思える仕事。
そのためには、私たち自身が、憧れられるような姿勢で現場に立たなければいけません。
技術を磨く。
知識を学ぶ。
人として信頼される。
目の前の人に誠実に向き合う。
それを続けていくことが、柔道整復師の価値を守り、広げていくことにつながると思っています。
BIGTHの原点
BIGTHという会社の原点には、この想いがあります。
怪我を治すだけではなく、その人の人生を支えること。
健康を土台に、その人が日常を楽しめるようにすること。
必要とされる人を育てること。
私が子どもの頃に憧れた接骨院の先生のように。
困った時に思い出してもらえる存在を、今度は私たちが増やしていきたい。
Be In Good Health。
健康を享受する。
この言葉は、私にとってただの理念ではありません。
一人の少年が憧れたヒーローから始まった、今も続いている物語です。